top of page

若き薩摩の群像

サンプル1

サンプル2

鹿児島中央駅前の広場にある若き薩摩の群像は、薩英戦争後に薩摩藩がイギリスに極秘で派遣した英国留学生の像です。19名の留学生は、イギリスで学問や技術を学びました。

松木弘安(寺島宗則)などは、イギリスの機械を購入し、集成館事業で使用しました。帰国後日本の近代化に大きく貢献した留学生には、初代文部大臣の森有礼や、初代帝国博物館(後の東京国立博物館)館長の町田久成、東京開成学校(後の東京大学)初代学長の畠山義成、麦酒醸造所(後のサッポロビール)を建設した村橋久成などがいます。
この像は、昭和57年に鹿児島市が50万都市達成を記念して建てたものです。作者は、鹿児島大学名誉教授で、高見橋の「大久保利通像」や黎明館の「篤姫像」、伊集院駅前の「島津義弘像」などを制作された中村晋也先生です。
また、英国留学生が旅立ったいちき串木野市羽島には、今年7月に彼らを顕彰する「薩摩英国留学生記念館」がオープンしました。


 

アクセス:鹿児島中央駅東口広場交番前

bottom of page